Amazonほしい物リストに寄付する方法
2018年冬、平成最後のクリスマスの時期に、Twitterで #クリスマスに若者に本という投資を というキャンペーンが行われました。
仕掛け人はヒーローズコミュニティの番匠谷拓実さん。
「若いうちに本を読め」とよく言っていただきます。ただ、やっぱりぼくら若者には本を買うお金がない。
そこでもし若者を応援したい方がいましたら、このクリスマスに本という投資をしてほしいです。
若者はAmazonの欲しい本リストをツイートしよう! pic.twitter.com/MDTExLOdLv
— 番匠谷 拓実 / Takumi Banjoya (@banjoyatakumi) 2018年12月23日
このキャンペーンでは、若者に本の贈り物をするためにAmazonのほしい物リスト(ウィッシュリスト)機能を活用していました。投資を受けたい人が読みたい本をまとめたほしい物リストを作成・シェアして、寄付したい人はリストの中から贈りたい本を選ぶ形です。
寄付にほしい物リストが活用されるのはなにもこれが初めてではありません。震災時に開設された避難所や、生活困窮者のためのシェルターを運営するNPO法人が必要な備品や消耗品を募集していることがあります。
Amazonほしい物リスト (Wish List) は、非営利団体への寄付候補者をAmazonの何百万人ものお客様へと広げ、必要なものを必要な数だけ入手することを可能とするすばらしい方法です。お客様は非営利団体のほしい物リストからその団体やその団体が支援しようとする人々が本当に必要としているものをすぐに知り、簡単に注文する仕組みを提供します。日本では2011年3月に発生した東日本大震災の際にも多くの非営利団体の方がほしい物リストをご利用になりました。
※ちなみに、ほしいものリストを活用した物品寄付の受付を始めたい方は、こちらの記事を参照してみてください。
・参考:アマゾンほしい物リストの作り方 ~災害ボランティアセンター・避難所のための災害復旧ツール~
今回のキャンペーンにわたしは本を贈る人(寄付者)として参加したのですが、購入時は「使い方はこれで合ってるんだっけ?」と少々不安になってしまいました。(ちなみに、わたしはAmazonのヘビーユーザーです)
そういえば寄付者のためのほしい物リストの使い方についての情報は見つからなかったなあと思い、この記事でまとめてみようと思います。
寄付者の方に案内する際などの情報源としてご活用ください。(2018年12月時点の情報です)
ほしい物リストに物品寄付をする方法
購入までの操作の流れ
基本的には、Amazonで買い物をする手順と同じです。
ここでは東三河で猫の保護活動をされている鈴尾粥さん(漫画アプリcomicoで猫漫画を連載されている漫画家さんでもあります)が公開しているほしい物リストから物品寄付をしてみます。
まず、ほしい物リストを開きます。
リストの中から贈りたい商品を選んで「カートに入れる」をクリック。商品はひとつだけでも、複数でもOKです。
カートに移る前に、Amazonへのログインが求められます。
カートの中身を確認して「レジに進む」をクリック。
ほしい物リスト作成者の配送先を選び、「この住所を使う」をクリック。
「ギフトの設定をしてください」をクリックすると……
ラッピングを選べます(もちろんラッピングなしてもOK)
文字数は少ないですが、メッセージを入れることもできます。
「ギフトの設定を保存」して次へ進みます。
ちなみにこのとき、商品の個数を2個以上にしていた場合、ギフトの設定をすると商品が分割されてしまいます(「商品Aが2個」だったものが、「商品Aが1個と商品Aが1個」として表示される)。
これはAmazonでは商品は必ず1個ずつ包装される(2個以上の商品をまとめてギフト包装することはない)ことが理由なのですが、細かいことは考えず、商品が分割されても合計の個数が変わらなければ心配しないでください。すべての商品のギフトの設定を確認して、次へ進んでくださいね。
配送方法を選びます。
クレジットカードが登録済みの場合でも、初めての送付先に送る場合はここでクレジットカード番号をもう一度入力する必要があります。
最後に、お届け先がほしい物リストの所有者になっていることを確認して、「注文を確定する」
注文が確定されました!
これで、自分が購入した商品がほしい物リスト作成者のもとに届きます。
寄付するときに知っておくといいかもしれないポイント
一度に購入できるのは配送先が同じものだけ
自分用の買い物と一緒に購入することはできません。買い物かごを空にしてから、ほしい物リストの品物をポチりましょう。
また、同じ理由で、別々のユーザーが作ったほしい物リストの商品を同時に購入することもできません。
ギフトメッセージでアカウント名を名乗ると送り主がよりわかりやすくなる
購入手続きの中で商品にギフトメッセージをつけられます(一部ギフト対応不可もあるそうです)。
相手が自分の本名を知らない人であれば、送り主が誰かがすぐにわかるよう、Twitterなどのアカウント名をギフトメッセージの中で伝えてあげると安心感につながるかと思います。
最後にもう一度、お届け先の確認を!
注文を確定する直前、最後の確認画面では必ずお届け先を確認しましょう。せっかく買った寄付物品が自宅に届いたらガッカリですからね。
以上です。大した情報量ではないですが、やはりお金の絡むことなので、購入手続きの流れを知ることで少しでも心理的なハードルを下げることができればいいなと思い公開しました。
何かのお役に立てば幸いです。それでは!