ITプロボノがシビックテック系のイベントに行ってみた話
2016/02/07
かなり遅ればせながら、Code For Japan Summitに参加しました。
■CodeForJapanとは
市民が主体となり、地域課題解決に取り組むコミュニティ作り支援や、
テクノロジーを活用したアクションを創発する活動を支援していく非営利団体です。
さまざまな立場を超えた人たちと、より良い未来づくりのために
「ともに考え、ともにつくる」ための活動を行っていきます。
(公式サイトより引用)2015/12/3時点
■シビックテックというジャンル
に、初めて足を踏み入れました。ITプロボノの畑とはまた少しカラーが違っていて、こういう世界もあったんだなーと思いながら展示やセッションを見聞きしてきました。
多くの取り組みがオープンソースの思想に基づいて作られており、各地の団体によりローカライズされることで日本各地にオープンソースが展開していくという構造。ローカライズはCSVデータを置き換える、データを入力することで可能となり、技術的ハードルは高くない。
■ITプロボノ畑とは遠い分野なのか?
サミットでは10名ほどの参加者の方とお話ししたところ、「プロボノってなんですか?」という話になることも多々。
(主催、登壇側の方ともう少し話せていれば違ったのかもしれませんが。)
そもそも私が「プロボノはやってるけど」「シビックテックってなんですか?」状態でここにやってきた一人でもあり。
ただ、社会課題をITで解決するという視点は共通していて、シビックテックが直面している課題も、プロボノ実践者として非常に共感する内容でした。
違いは課題解決そのものにコミットするのか、課題解決に取り組む団体をサポートするのか、ただそれだけの点なのかもなあ、と。
行く前は「シビックテック、すごいエンジニアとかたくさんいて怖そう…」と思ったりしていました。
実際すごい人はそこかしこにいましたが、非エンジニアの参加者のほうがどちらかというと多くて、少なくとも全然怖くなかったですよ。面白そうだよシビックテック。