IT系のプロボノとNPOのギャップを埋めるためには何が必要か考えてみた(エンジニア×プロボノあるあるMeetupに寄せて)

   

毎月開催中の東京 NPOxIT Meetup

これまでいち参加者として参加してきて、初回に勢いと興味だけで参加してみたり第2回でNPOのメディア運営の話を聞いてみたり、興味深く参加していたNPO×IT Meetup。
今回は有難いことに機会をいただき、話題提供をさせていただきました。

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エンジニア×プロボノとNPOのマッチングって難しい

スキルを活かしたボランティアに興味があっても、何を始めたらいいのかわかりづらいのがIT系のエンジニア。

プロボノと呼ばれる取り組みは本当に増えてきており、プロボノ募集はインターネット上のあらゆるところで目にするようになりました。母数は増えてきたのにわかりづらさが残る理由のひとつが、マッチングの難易度の高さです。一言でIT系のスキルと言っても幅広く、かつNPOの抱える課題は多種多様。

広報系の課題とスキルは比較的わかりやすいものの、ITを活用して団体内部の情報共有や業務効率化を図るような業務改善系の課題への取り組みは目に見えない物事を扱うぶん、どこも苦労されている印象があります。

NPO側にはそもそも団体の課題にどんなソリューションがあてはまるのかわからない(ので具体化できない)だったり、プロボノ側から見たら自分のスキルでこの団体のニーズに対応できるのかわからないかったりして、双方の目の前に単なる気合とやる気だけではなかなか越えられないバリアがあるような。

IT系のプロボノとNPOのギャップを埋めるには?

ということで今回は、

  • エンジニア・IT系プロボノの巻き込み方
  • 意外と聞けないプロボノの本音
  • ミスマッチを防いで幸せな関係を築くコツ

という観点から話題提供をさせていただきました。

プロボノ的な問題意識で活動を始めてから約5年。見てきたこと感じてきたことをそのまま書きました。
エンジニア寄りの方々のみならず、マーケティングや広告系でスキルを活かしている方からも「あるあるw」と共感いただけたので、あながち外した話ではなさそうです。

話題提供からの、参加者のみなさんでのフリートークタイム。
問題意識や感想の共有、NPOの方からは自団体の課題について、エンジニアの方からはご自分の関わり方についての提案も。

こちらは会の最後に参加者の皆さんで記入する感想共有シート。

これまでもやもやっと考えてきたことを言語化する機会を頂けて、とても気付きの多いMeetupとなりました。どうもありがとうございます!

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