「SNSを勉強するってどういうこと?」Facebookの情報発信に迷わない私になるための最初の一歩に、おすすめの記事3選

   

「情報発信って何をすればいいのかわからない」
「SNSアカウントの運用ってどういうこと?」

…と思いながらも、とりあえず活動現場の写真やイベントの告知を呟いてみる。

これ、やる意味あるの?成果が出ているの?
なんて疑問を持ちながら。

「SNSを勉強するってどういうこと?」Facebookの情報発信に迷わない私になるための最初の一歩に、おすすめの記事3選

今日の記事は「これ、私のことかな?」と思ったあなたに向けて。
Facebookの情報発信って結局なんのためにやるんだろう?と疑問を持ちながらも、使いこなして活動をもっと強くしたい!と心のうちに熱意を宿している方にはきっと力になる記事をご紹介します。

情報発信にモヤモヤする、必要だけど手間をかけたくない気持ち

SNSはインターネット上で手軽に団体の活動を発信できる、とっても便利な道具です。ですが情報発信はそれ自体意味のあることだと思うけれども、やっぱり発信している「本業」が一番大事。
事務作業や広報などの間接業務はなるべく少ない時間で片付けたい……だからSNSに労力を割く意味があるのかは、正直なところ腑に落ちていない。――ええ、そのお気持ちは重々承知です。間接業務のコストは最小限であるべきです。

私がプロボノで団体さんと関わる時には「目的を達成するための、シンプルな情報発信設計」をご提案できるよう心がけています。
ただ、「情報発信って何をするべきなの?」「私のやってること、本当にこれで合ってるの?」という迷いを解消するためには、ある程度腰を据えてお勉強することも必要なのかな、と私は考えています。

情報発信に対するモヤモヤや迷いが活動の足を引っ張っている。もしそう感じるならば、きっと「お勉強」が救ってくれるはずです。
知は力なり。

情報発信に迷わない

先駆者の言葉から基本的な考え方をインプットする

情報発信は実学です。
学問が成り立ち教科書が発行されるためには数十年の歴史が必要ですが、インターネットが世間一般に普及して20年、ソーシャルメディアの世界はまだほんの10年足らず。NPOの世界でソーシャルメディア活用に向けた取り組みが始まったのは、ここ5年ぐらいの出来事です。

次々と新しいものが出てくる世の中で、教科書がない中でどう学ぶのか。人生経験の豊かな大人も若者も、新しいものを学び、慣れ、自分の血肉とすることが求められています。
まあ、肩肘張って学ばなくても情報発信はできるんだけど。学べばきっと、不安が減って自信がつきます。

必要なのは定説や理屈を理解することと、実践を見て習うこと。
ということで、ここからは私が実際にお世話になった、これは参考になる!と思うページを紹介します。

海外NPOから学ぶ!非営利団体のフェイスブックページ運用3つのポイント

海外事例と聞いて敬遠せずに、日本語の記事なのでぜひ読んでみてください。記事中で挙げられている3つのポイントのうち、自分の団体に合うのはどれだろう?という切り口でまずは考えてみるといいのでは?
第11回 海外NPOから学ぶ!非営利団体のフェイスブックページ運用3つのポイント
広報のチカラ。ソーシャルメディアの活用術(11)- PARTNER

NPOの寄付集めを革新!3k×100を活かしきる、ソーシャルメディアの活用術ーイケダハヤト氏インタビュー

有名なプロブロガー、イケダハヤトさんのインタビューです。イケダハヤトさんは、実は情報発信のスキルをNPOに提供されているプロボノ・プレーヤーのひとり。
SNSを活用しようと考えても、「キャンペーンを仕掛ける」発想ってなかなか思いつきませんよね。2011年の記事ですが、現在でも十分参考になる内容です。

NPOの寄付集めを革新!3k×100を活かしきる、ソーシャルメディアの活用術ーイケダハヤト氏インタビュー
NPOの寄付集めを革新!3k×100を活かしきる、ソーシャルメディアの活用術ーイケダハヤト氏インタビュー | NPOWEB

NPOのソーシャルメディア担当者が語った、ファン数3万を超えるFacebookページ活用事例【イベントレポート】

NPOサポートセンターが主催する「NPOアカデミー」の講座のレポート記事です。WWFジャパンとカタリバ、2団体のソーシャルメディア担当者の方々が登壇され、SNSアカウント運営の考え方的な話や現場の創意工夫について紹介された講座のようです。
WWFジャパンの認知層をサポーター層に引き上げるためのFacebookページ運用や、カタリバのFacebookページの投稿に対する反響から他のオンライン施策への連携……といった、なかなか聞けない話が満載!
長い記事ですが、本気の方はぜひ読むべきです。
NPOのソーシャルメディア担当者が語った、ファン数3万を超えるFacebookページ活用事例【イベントレポート】

読んで考えて、やってみる。また読み返して、やってみる。

一度で見て、読んで、体得できるものではないかもしれません。

ですが「これを意識してみればいいのかも?」という気付き、「わたしのモヤモヤの正体はこれだったのか!」とピンとくる言葉を見つけること、
いままで言葉を持たずに靄がかっていた新しい世界が少し開けてくること、そういう気づきのひとつふたつこそが意味のある学びです。

少しでも発見があったら実践してみて、しばらくしたらまた読んでみる。すると新しい発見があって、またやってみる。
その繰り返しで、私たちの情報発信力はレベルアップしていくんじゃないかなあ…と思っています。

よいインプットを得て、楽しいSNS活用ライフを!

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